就活で「勝てる」オタクと「勝てない」オタク

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面接で「趣味の中身」を話しても理解されない?

   面接においても、オタク趣味の中身を一生懸命話しても理解されない、ということがよくあります。

   以前、PHP研究所から就活マンガ『就活のバカタレ!』の原作・原案を出したとき、メインの作品となったのが高世えり子さんでした(高世さんの作品は、原案も高世さんのオリジナル)。

   日本女子大出身で在学中から同人誌活動をしていた高世さんは、自己PRを「自費出版(同人誌活動)」で押し通しました。結果は苦戦。

   高世さんは結局、自己PRを変えないまま就活を進めて、内定を得ます(2社)。ただ、漫画の中ではこう振り返っています。

「面接官が『同人誌』の実態を知らない限りあんまりステキな印象を持ってくれなかったんじゃないかと思う・・・。自己PRは面接官に『わかってもらう』を目標にした方がいいですヨ」
石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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