人付き合いやコミュニケーションに苦手意識のある人にとって、否が応でも他人と接しなければならない仕事は厄介なものだろう。
そうした人々にとって「人との交流が少なくて収入も保障された仕事」なんてものがあったら最高だろうが、このほど米国のサイトが「内向的な人向け職業10傑」をまとめ、話題になっている。
学者、専門職、技術職、理系の仕事が「内向的な人向き」
話題になっているのは、米国の求人情報サイト「CareerCast」に掲載されている「The Best Jobs for Introverts」という記事だ。
紹介されている順に、「動物とは多く接するが、人と接する機会は限られている」として「動物に関する仕事」。
「記録保存館にいる間は家にいるみたいに気楽」として「公文書保管人(アーキビスト)」。
「宇宙空間や地球の大気圏の研究をして毎日を過ごす」として「天文学者」。
「何が起こったかを淡々と記録し、裁判中に出張るような役割がない」として「法廷速記者」。
などで、ほかに「映像編集者」「金融事務員(ファイナンシャルクラーク)」「地球科学者」「産業機械修理工」「診療情報管理技能者」「ソーシャルメディアマネージャー」の計10個が挙げられている。
日本ではなじみのない職業もあるが、学者や専門職、技術職、理系の仕事が内向的な人に向いている、という見立てだ。