暦の上では立春を迎えたが、まだまだ寒い日が続いている。朝晩は特に冷え込み、毎日震えながら通勤しているという人も少なくないのでは。
さらにビジネスパーソンにとっては、「オフィスの室温」も問題になってくる。今年も日本全国津々浦々で、「社内が暑い!」「いやいや寒い!」と揉めに揉めているようだ。
「寒い」派がやや優勢
イーマインターナショナルが運営するトータルエステティックサロン「SBS TOKYO」は、「冬の環境についてのアンケート」を実施し、結果を2015年1月28日に発表した。
オフィス室内の温度設定に「不満がある」と答えた人は15.8%、「どちらかというと不満がある」は32.8%で、半数近くのビジネスパーソンがオフィスの室温に何らかの不満を抱えているということがわかった。
不満の内訳は、「寒い」「どちらかといえば寒い」が57.3%、「暑い」「どちらかといえば暑い」が42.6%。「寒い」派が優勢だが、どちらの不満も社内でくすぶっているということがうかがえる。
「オフィスで温度設定をめぐる争いがある」と答えた人は40.7%にのぼった。具体的には、「暑がりの上司に合わせた設定になっているが、外出した隙に温度を変えている」(30歳女性)、「こそっと消していると、知らぬ間に高温設定で暖房が入っている」(38歳男性)というエピソードが。「収拾がつかないので総務課が管理することになった」(48歳男性)という会社もあるようだ。