『ゆとり』は、余裕があり、窮屈でない状態や物事のこと
ゆとり世代というとマイナスのイメージを持っている人もいますが、『ゆとり』という単語自体はマイナスではなく、むしろプラスのイメージではないでしょうか。
『ゆとり』という単語を調べてみると
余裕があり、窮屈でない状態や物事のこと
と記載されていました。
ゆとり世代の特徴によく挙げられるのは、車は要らない、服はファストファッションで十分、というように物欲がないことだったり、管理職にならなくてもいい、給料はそこそこ貰えればいいという出世欲がそれほどなかったり、ということです。
変なギラギラ感がなく、自然体とも受け取れます。
私は素直さも持ち合わせていると感じており、彼らに「よしやろう!」というスイッチが入ると決めたことを実行するようになるという場面を多く見てきました。
立派なことをしれっとやってしまい、それを誇示するわけでもない――
ゆとり世代の良い面ではないかと思います。
中高年の方からは切迫感を感じることはありますが、ゆとり世代の若手社員からは切迫感を感じません。もちろん仕事の量、役割などが違うので無理もありませんが、彼らも彼らなりに大変だと思います。
彼らには『ゆとり』があるため、まだまだ可能性を秘めていると私は思っています。
可能性を引き出すのは会社次第ではないでしょうか。(野崎大輔)