「ゆとり世代」の武器は「ゆとり」だ こんなにある良い面、すごいところ

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『ゆとり』は、余裕があり、窮屈でない状態や物事のこと

   ゆとり世代というとマイナスのイメージを持っている人もいますが、『ゆとり』という単語自体はマイナスではなく、むしろプラスのイメージではないでしょうか。

   『ゆとり』という単語を調べてみると

余裕があり、窮屈でない状態や物事のこと

と記載されていました。

   ゆとり世代の特徴によく挙げられるのは、車は要らない、服はファストファッションで十分、というように物欲がないことだったり、管理職にならなくてもいい、給料はそこそこ貰えればいいという出世欲がそれほどなかったり、ということです。

   変なギラギラ感がなく、自然体とも受け取れます。

   私は素直さも持ち合わせていると感じており、彼らに「よしやろう!」というスイッチが入ると決めたことを実行するようになるという場面を多く見てきました。

   立派なことをしれっとやってしまい、それを誇示するわけでもない――

   ゆとり世代の良い面ではないかと思います。

   中高年の方からは切迫感を感じることはありますが、ゆとり世代の若手社員からは切迫感を感じません。もちろん仕事の量、役割などが違うので無理もありませんが、彼らも彼らなりに大変だと思います。

   彼らには『ゆとり』があるため、まだまだ可能性を秘めていると私は思っています。

   可能性を引き出すのは会社次第ではないでしょうか。(野崎大輔)

野崎大輔(のざき・だいすけ)

大学卒業後に無職、離職を繰り返し社労士として独立し、企業の労使トラブルの解決に奔走する。2013 年7 月に自律型人材育成専門コンサルティングを行うデストロイ・ジャパン株式会社の創業メンバーに加わり、専務取締役に就任。社員が自発的に行動する組織作りに注力している。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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