プレゼントもお返しも必須!? 毎年「番付」が出回る会社も
こうした質問や回答を見ていると、「あげるのもお返しするのもそんなに気負わなくてもいいのかな?」と思ってしまうが、その判断は早計かもしれない。
ビジネス情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」に、「『お返し番付』『思わせぶりチョコ』が職場で横行!男女とも面倒臭がるバレンタインのブービートラップ」という記事が掲載されている(12年2月13日)。
「広告会社に勤務していた20代の女性」の話として、前の年に素敵なお返しをくれた男性社員をランク付けする「お返し番付」というものが女性社員の間で出回り、「上位にランキングされている男性社員にチョコが集中する現象が起こっていた」というのだ。
陰で「ケチ」だと言われてチョコの数が減らされるのも癪だが、「逆にお返しに気合を入れすぎると、次年度もチョコが集中し、さらに出費がかさむ悪循環に陥ることになりそうだ」とも指摘している。また、こういった会社では、元々バレンタインに興味がなかった女性社員も「気合を入れなくてはいけない」という気持ちになってしまいそうだ。
どんなチョコレートをあげるか、どれくらいのお返しをするかは、結局は社内の慣習に従うしかない、ということのようだ。それにしても、バレンタインデーってこんなにも面倒な行事でしたっけ?(MM)