女性が仕事辞めたタイミング、「結婚や出産・育児」が7割超 横浜市調査

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   仕事を辞めたタイミングについて女性に尋ねたところ、「結婚や出産・育児」と回答した人が7割を超えた――横浜市が市内の女性を対象に行った調査から、こんな傾向が浮き彫りになった。

   横浜市が発表した「女性の就業ニーズ調査結果」(2015年1月22日)によると、辞めたタイミングとして最も多かったのは「第1子の妊娠・出産・育児」で、42.1%にのぼった。次に多いのは「結婚」の27.0%で、「第2子以降の妊娠・出産・育児」(4.7%)を含めると、計73.8%と7割を超えた。ほかは、「家族の転勤・転居」(8.2%)、「家族の介護」(1.7%)、「その他」(15.0%)など。

   市では、「家事・育児・介護等と仕事の両立に関する家族や職場の理解が、女性の就業を左右する一因となっている」と分析。今後の課題として、柔軟な勤務形態などワーク・ライフ・バランスの充実を企業などに引き続き働きかけていく必要がある、と指摘している。

   調査は、市内に住む20~49歳の女性3000人を対象として2014年夏に実施。有効回答932人。うち、辞めたタイミングについて回答したのは、「過去に就業経験がある」233人。

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