長い年末年始休暇の後で、1月中は仕事が忙しく感じる、というビジネスパーソンも少なくないのでは。のんびりした休み中とのギャップもあり、ついつい「忙しい・・・」と口に出してしまうこともあるだろう。
しかし、いくら本当に忙しくても、言い過ぎには注意した方が良さそうだ。周りから鬱陶しいと思われるばかりか、「この人、年収低そう・・・」と思われてしまう危険も!?
「仕事ができて凄い!っていう男性ほど、穏やかで冷静だもの」
女性向けサイト「Menjoy!」に、「やたらと『忙しい』アピール!収入が低い男性に見られる特徴5つ」というタイトルの記事が掲載された(2015年1月18日)。
男性向けの恋愛情報サイト「恋愛偏差値向上会」管理人のストロベリー武蔵さんが見た「収入の低い男性」の特徴が5つ挙げられており、その中に
「口癖が『忙しい』という男が成功しないのは言わずもがなですが、忙しくしている男がカッコイイと思っているのか、不必要に『忙しい』とアピる男はもっとたちが悪いです。結果的に、『自分の能力はこれで一杯です』とアピールしていることに気づいていないのです」
として、「やたらと『忙しい』とアピる男」が挙げられた。
これに対しツイッターなどでは、
「あぁ、分かる~!仕事ができて凄い!っていう男性ほど、穏やかで冷静だもの」
「『忙しいを理由にしないで』何人もの人に、こう言ってきたかしら?そういう方々とは、最近はご縁自体も持たないようにしています。一緒にやるの、無理だもん」
などと書き込まれている。やはり「忙しいアピール」を敬遠する人は多いようだ。
「寝る暇ない」「連休なんかない」は禁句!?
とは言え、本当に忙しい時に、愚痴のひとつも言わずに黙々と仕事をしているというのも辛いものだ。具体的にはどういったアピールを控えるべきなのだろうか。
女性向けサイト「マイナビウーマン」では、「聞くのもウザい『忙しいアピール』」について読者459人にアンケートを実施、結果をランキングで発表した(14年6月29日)。
それによると、1位から順に「寝る暇がないんだよね」「スケジュール帳がびっしりだよ」「残業ばかりで疲れるわー」「自分は分刻みで動いているから」「連休なんかないわー」。
こうしたセリフを聞いた時、女性は「親しい人じゃなかったら、だから何?って思う」「自慢っぽくて感じが悪い」「自分の要領が悪いだけの人がほとんどだと思う」と、なかなか辛らつなことを思っているらしい。
ウザがられ、「仕事ができなそう」「年収が低そう」とまで思われてしまう前に、自分の愚痴が「執拗な忙しいアピール」になっていないか、振り返ったほうがよさそうだ。(MM)