ソニーは、2015年2月2日から各事業本部の社員を対象とした早期退職優遇制度の募集を始める。1月21日、日本経済新聞が報じた。14年8月に本社機能を担う経営企画や財務などの社員を主な対象として実施したが、事業本部にも対象を広げる。募集の締め切りは3月30日までで、退職日は4月30日付の予定。
ソニーは2014年度末までに国内で約1500人の人員削減計画を掲げており、削減目標の変更はない。
対象は、勤続10年以上の社員で、一般職は40歳以上、管理職は45歳以上。募集に応じた社員には年齢や勤続年数、等級に応じて割増退職金を支払う。希望者には再就職支援会社を紹介し、費用をソニーが負担する。再就職が決まるまで無期限で支援する。