ミスを繰り返して、悪循環に陥った時の対処法
週明けや週末に多い、仕事上のミス。どうすれば減らせるのか。やや古い記事になるが、日経ビジネスオンラインでは、14年にマザーズ上場を果たした、面白法人カヤック(本社・東京)の代表取締役、柳澤大輔氏が、「ミスを無くす方法」について書いている(「仕事のミスをビックリするほど無くす方法を考えた」2012年5月8日)。
柳澤氏によれば、ミスをなくすには、「仕事に緩急をつけること」が大切だという。「この人に評価されたい」という人へ向けた仕事など、絶対にミスをしたくないシーンと、それ以外を見極め、集中力に強弱をつけるのだ。冒頭のアンケートと照らし合わせると、重要な仕事は、ミスをしやすい「月曜、金曜」や、「午後14~16時」を避けて、取り組むといいかもしれない。
ただ、いくら対策を講じても、ミスが重なって「悪循環」に陥る人もいる。そうなった時には、どうすればいいのか。柳澤氏は、そもそも「ミスをなくそうという」という、「マイナスから0を目指す目標ではなく、指摘しているやつがびっくりする成果を出してやろう、という方に目標設定を置く」のが良いと説く。あえて高い目標を設定すれば、少々のミスも気にせず、むしろバネにできる。なかなか、前向きな考え方だ。
ツイッターでは、「目からウロコ」「なるほど、参考にしたい」などのつぶやきの他、ミスを繰り返して凹んでいるという人が、「今の私にぴったりな記事でした・・・」と、励まされる様子もあった。少々のミスは気にせず、大きな目標へ向かってまい進する。これができればきっと、2015年も、上手く乗りきれるはずだ。(KH)