残業、だめよダメだめ 19時以降「原則禁止」導入する会社

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   神戸製鋼所は、産業用の圧縮機などを生産する機械事業部門で19時以降の残業を原則禁じる取り組みを、2015年1月から始めた。日本経済新聞が1月14日付朝刊で報じた。本社や支社のほか高砂製作所(兵庫県高砂市)と播磨工場(同播磨町)に勤務する営業や管理部門のスタッフ、設計技術者ら約1000人が対象。同社の就業時間は9時から17時30分で、19時を超えてやむを得ず残業する場合にはその都度、上司への申請が必要になる。

   機械事業部門は、海外での事業展開を広げる方針。それに伴い外国人従業員も増える見通しで、残業を前提とした労働慣行がない外国人に受け入れやすい就労環境を整える狙いがある。交代勤務がある生産現場の作業員などは除くという。

   現在、機械事業部門の海外売上高比率は約6割で、協力会社も含めると全世界で約4000人が勤務している。

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