「『お先に失礼します』は新人にはない」との考えも
この結果について、ツイッターでは
「最近は部下に先に帰って欲しいと思ってる上司の方が多いのでは?それどころか私の働いてる所は1週間に一度、全員定時帰りを設けてますよ」
「ウチの職場、終わればさっさと帰りなさいって言われるし。周りからもそう言われるもの」
「軍艦も、先にクルーを下ろして最後に艦長が艦内を見回ってから降りる。責任者は部下を見守るのが組織ってもんじゃないの?」
など、「当然だろう」という意見が多い。
一方で、「すげー帰りづらい。早くカエレといつも思う」「ムスッとした人だと怒ってるみたいで帰りづらいんだよなぁ~」「こういうアンケートで本音では話さんのとちがう?」など、結果を素直に受け止められない、という声もあった。
上司の側からはこんな意見がある。
フジサンケイビジネスアイが運営する企業情報サイト「イノベーションズアイ」に掲載された、フリープロデューサーの大谷由里子氏の「先に帰ってもいいですか?」というコラム(12年10月31日)では、「別にさっさと帰ったらいいと思う。ただ『わたし、終わったのですが、何か手伝えることありますか?』と、部下がいってくれたらうれしいかも」と述べられている。
実業家の山村幸広氏が「新入社員へ」と題して書いたブログ(05年3月29日)では、「『お先に失礼します。』は新人にはない。なぜなら新人が先輩より早く帰ることはない。誰より早くきて、誰より遅く帰る」という、なかなか厳しい考え方もみられた。(MM)