「平成生まれ社員」がイラッとくる「昭和人」と、こない「昭和人」

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   数年前、「ついに平成生まれの新入社員がやってくるぞ!」と、職場で大騒ぎ(?)したのも、今は昔。2015年には、平成元年(1989年)生まれの若者も「26歳」となる。若いとはいえ、立派な「アラサー」の仲間入りだ。

   ところが、20代半ばとなった「平成生まれ社員」たちは、今も職場で、先輩や上司から、「え~、平成生まれなの!?」と指摘され、複雑な思いを抱くことが、少なくないようだ。

「ギリ昭和生まれの人に『平成生まれ!?』と驚かれても・・・」

受話器のダイヤルを「回す」のよ、平成生まれさん
受話器のダイヤルを「回す」のよ、平成生まれさん

   ニュースサイト、「しらべぇ」記事「 あまり年齢差ない昭和生まれが謎の上から目線・・・1991年生まれのあるある5選」(2014年12月11日)では、1991年(平成3年)生まれという著者が、次のようなイラつきを告白している。

「たいして年齢が変わらないギリギリ昭和生まれの世代の人たちから、『先輩』という感じともまた違う独特な上から目線で話されることも・・・。『え、平成生まれ!?』などと言われるが、『あんただって昭和のあいだは物心すらついてないだろ』と言い返したくなることしばしば」

   確かに、先輩たちの中には、若手社員に「平成生まれなんだ~!」と驚いてみせることが、コミュニケーションのひとつだと思っている人もいる。そういう人は、平成生まれの後輩から、ひそかにイラっとされているかもしれない。

   もちろん、「平成生まれ」というだけで感動された場合、「若さやフレッシュさが評価されている」と喜ぶ人もいるだろう。が、どこかで「壁」を作られた感じを受ける人も、多いのではないか。「平成生まれ」というだけで、いつまで「特別扱い」されるのか・・・。

   ツイッターでは、記事に対し、「すごい共感しました・・・」「確かに、ギリ昭和生まれの人に『え~平成生まれなの~』って、やたらびっくりされるのがよくわからんw」などの声が相次いだ。

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