西日本で初めてのアルバイト大学生自らがつくる労働組合、「関西学生アルバイトユニオン」が2015年2月までに発足する。毎日新聞(ネット版)が1月6日、報じた。関西大学や京都大学、同志社大学などの学生約10人が結成に向けて準備している。月額数百円の組合費で、組合員を募る。学習会などをしつつ、学生の労働相談に応じる。
長時間労働や突然の解雇されるケースは多く、「ブラックバイト」と呼ばれて社会問題化している。「契約書がない」「最低賃金以下の時給」などのケースもあるという。
学者らの「ブラック企業対策プロジェクト」の調査で、学生バイトの平均労働時間は週15.5時間、うち3割が20時間以上だった。