今回のテーマは「親子の会話」です。実家から離れた大学に通う学生も、自宅から通う学生も年末年始であれば親との会話が増えます。就活目前の3年生であれば話題は当然、就活になるわけですが・・・。
会話1
親:「で、どうなんだ、就活は?」
子:「うん、まあ、ぼちぼち・・・」
親:「そうか・・・」
子:「・・・」
親:「お父さんなあ、無理は言わない。ただ、人並みの努力をして人並みの企業に行ってくれればそれでいい」
子:「じゃあ、聞くけどさ。人並みの企業ってどんなところ?」
親:「そ、それはまあよく知られているところとか」
子:「そんなのそう簡単に入れるわけがない。気楽に言わないでほしい、全く」
親:「俺は心配して言っているのになんだ、その言いぐさは!」
【採点:親 D評価、子 D評価】
解説:ありがちなパターンです。どちらもマイナス2万点でD評価となりました。まず、親側ですが「人並みの努力で人並みの企業」という言い方がまずすぎます。あまりにも抽象的すぎて、どう努力すればいいのか理解できません。
学生側も親の曖昧な言い方がプレッシャーになってイラっとする気持ちは分かりますが、そこは抑えましょう。この程度でイラっとしていると長い就活でもっとイラッとしてしまいます。