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「1分間自己紹介」の順番が・・・

   セミナーの参加者が1分間自己紹介をやることになり、私の前に数人やっていましたが、1回終わるごとに改善点を指摘され、やり直しをされていました。

   その様子を見て私は、頭の中で一生懸命考えていました。

   なんとか無事に終えることができ、ホッとしました。それにしても、この1分間自己紹介には、いろいろな意味があります。


   自分を見つめ直し自分を知ること

   自分の志や夢を発することで天命を自覚すること

   自己紹介を通じて先祖のありがたみを感じること


   私はこの年末に改めて考えていこうと思います。

   秋山木工の書籍を読んだり、DVDを見たりしてはいましたが、今回のセミナーに参加して、秋山社長の生の声を聞くことで腑に落ちた気がします。

   なぜ1分間自己紹介をできるまで延々とやらせるんだろう?

   なぜ職人心得30か条を暗唱させるんだろう?

   疑問に思っていた全てに意味があったのです。

   良い人材を採って一人前に育てるより、どんな人材でも一流の人材に育てるということの方が凄いことだ、というのは言うまでもありませんが、なかなかできることではありません。

   それを実行するために、このような取り組みを行っている会社もあって、頑張っている若い人もいるということを知って欲しいと思い、ご紹介しました。(野崎大輔)

野崎大輔(のざき・だいすけ)

大学卒業後に無職、離職を繰り返し社労士として独立し、企業の労使トラブルの解決に奔走する。2013 年7 月に自律型人材育成専門コンサルティングを行うデストロイ・ジャパン株式会社の創業メンバーに加わり、専務取締役に就任。社員が自発的に行動する組織作りに注力している。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
一流を育てる 秋山木工の「職人心得」一流を育てる 秋山木工の「職人心得」
秋山 利輝 「元気が出る本」出版部

丁稚のすすめ―夢を実現できる、日本伝統の働き方 一流を育てる日めくり 秋山木工の「職人心得三十箇条」[実用品] 社長! その解雇危険です~社員を辞めさせるまでに会社ができること~ 創業一四〇〇年――世界最古の会社に受け継がれる一六の教え 成功の要諦

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