会社も家庭も円満にする3原則とは

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コミュニケーションは「話す」より「聞く」

   私が初対面のN社長にぶつけた質問は、常々経営者の皆さんにお話ししているコミュニケーションの三原則に沿ったものです。

●コミュニケーションは量が質をつくる
●コミュニケーションはSKILL(技)よりWILL(気持ち)
●コミュニケーションは「話す」より「聞く」

   この3つのどれが欠けても、経営者の意思は十分には社員には伝わりません。特に3番目、「聞く」ことの欠如は、ワンマンな経営者の皆さんには非常にありがちなことなので要注意なのです。

   コミュニケーションの三原則の話に、「良いことを教えていただきました。反省を踏まえて少しずつやってみます」と話していたN社長。きっと効果が出ることと思います。コミュニケーションの三原則は、経営者に限ったことではなく、プライベートでの円滑な人間関係づくりや円満な家庭環境づくりにも共通して言えることです。年末に今年を振り返って、自分のコミュニケーションが三原則に沿って出来ていたか否か、ぜひ考えてみてください。皆さま、よいお年をお迎えください。(大関暁夫)

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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