就活マニュアル本、「最新版」のウソ 鵜呑みにすると地獄を見る

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理工系がガチで買っておく1冊は?

   理工系学生の就活失敗パターンは決まっています。文系学生と同じようにサークル・アルバイトネタを無理にアピールして撃沈。理工系なら理工系の強みを言おう、とまとめているのが増沢隆太・東京工業大特任教授の『理系のためのキャリアデザイン戦略的就活術』(丸善出版)。2000円(税別)という高めの本ですが、理工系の学生の進路別にまとめています。著者は東工大以外にもキャリア講義・講演等を担当しており、理工系就活に熟知している点も好感が持てます。なお、文系理系問わない本として『戦略思考で鍛える「コミュ力」』(祥伝社新書)も刊行。こちらもお勧めできます。

   ここまで、マニュアル本・就活全般の本などをご紹介していきました。ただ、働き方や業界・企業のことを知った方が、さらに就活の役に立つはず。そうした本でおすすめのものは大量にあるのですが、それはまた別の機会にでも。(石渡嶺司)

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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