「出世したから年賀状を送るべき相手が増えただけでは・・・」
同総研のリポートのなかで、マナー講師の美月あきこ氏は、
「年賀状を送る習慣がある方には筆まめな方が多く、メールや電話なども含め、コミュニケーションが得意な傾向があります。トップセールスマンはビジネスでもプライベートでも相手の懐に入るのが上手だと言われますが、それは人とのつながりを大切にし、人とのコミュニケーションに敏感だからです」
と指摘。人は手書きの文字の方が印象に残りやすい、とした上で、「年賀状を送る際には手書きの一言で、印象に残る『生きたコミュニケーション』を意識してください」とアドバイスしている。
こんな調査結果が出たが、ネット上ではいぶかる声も多い。
「単純に年収が多い奴は人脈が広く年賀状を出さざるを得ないってだけ。相手が送ってくるから返さないといかんしな」
「年賀状を上司に送ることにより早い出世・デキるサラリーマンと言いたいらしいが、年収が高いから年賀状する余裕あるんじゃねーのとしか思えなかった」
「出世したから年賀状を送るべき相手が増えたというニワトリが先かタマゴが先かというものと変わらん」
また、「今の時代会社の人の住所は個人情報だからシークレットなんだよな」「社員の住所が教えられていない場合は、どないすんのーw」と、「送ろうったってできないんだ」という声もあった。
一方、「年賀状は送ろうよ、最低限のマナーでしょ・・・ 当たり前だから。小学生だって年賀状書くじゃん!」と、年収云々は関係なく「送るべき」との意見も。
確かに手間のかかる作業ではあるが、「もしかしたら年収UPや出世につながるかも」と思いながら取り組めば、例年よりはかどるかもしれない。(MM)