研究室の飲み会に「憤怒の形相」の女性が乱入 恐るべし「博士課程」進学問題

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「私はこの人と結婚するのです」

   という訳で、リケジョ、リケダンの大学の先生の子供って、親の年齢の割に小さい子が多い。定年が早いか、子どもの成人式が早いか、なんて状態がわりと普通。つまり、結婚が遅いわけね。まあ、やっと定職にありつけるのが30歳前後ではなぁ~。実際に「待ってました」とばかりに結婚する人もいる。一方で、この大学院の5年の間に破局が訪れる事もある。よくあるのが、

○「彼氏を捨てて大学院に進学しました」というリケジョ
○「博士後期課程まで行くといったら彼女に逃げられました」というリケダン

   なぜか、逆はあまり無い気がする。

   そうか、でも、一度、研究室の飲み会に見知らぬ女性が憤怒の形相で

「私はこの人と結婚するのです。この人は博士(後期)課程には行きません」

と怒鳴り込んで来たことがある。彼氏のリケダンは、彼女をなだめすかすのに大変だった。

   しかし、私に宣言されてもなぁ~。ちなみにその二枚目のリケダン、無事に博士後期課程に進学した。その彼女とどうなったかは関知していないが。

   え~っと、ところで何の話だったっけ・・・そうだ、「大学の先生になる方法」だ。また結論にたどりつかなかったな。それだけ「遠い道のり」なのだ、などと軽く言い訳をしつつ、次回こそは「完結編」という事で。(プロフェッサーXYZ)

プロフェッサーXYZ(えっくすわいじぃー)

国立大学を卒業し大学院修了後、助手として勤務。現在は東日本の私立大学の教授であり、フラスコを持ったリケジョの研究指導をしたり、シュレディンガー方程式に頭を悩ませる男子学生の教育を行ったりしている。受験戦争世代と言われた時代から、バブル世代、ゆとり世代、そして、ゆとりは終わった?という現代まで様々な教育・研究現場を肌で体験している。大学教育のみならず初等~高等教育の現場とかかわりを持ち、日々「良い教育は?」の答えを模索し続けている。ちなみにカクテル好きというわけではない、下戸である。また、「猫」も飼っていない。
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