「同期」は日本特有?
「男性にとって『同期』は、やっかいな存在」という五百田氏の主張には、賛否両論あるようだ。ツイッターでは、「めちゃめちゃ分かる・・・」と共感を示す人も目立つ。「同期の男性社員たちを前にして、どっちが出世しているかを話題にするのはタブー」と言う人もいた。どちらか片方のコンプレックスを指摘して、関係をぎくしゃくさせてしまうからだろう。
一方で、「こんなん思ったことないわ、どこの話だよ」「一概には云えないと思う。僕にとって同期は最高の仲間!」という人もいる。
同期との関係は、会社によっても、多少異なるようだ。「ストレスフルな環境下にある対等の男性集団は、強い絆を深める方向に向かう気がするけど・・・」という人もいる。会社の労働環境が厳しいと、同期と競い合うどころか、自分のことで精一杯になってしまうのかもしれない。また、「『同期』って、英語にはないからなー。欧米では、入社年次とか意識しないし」と、「同期」という概念そのものが、日本特有だと指摘するつぶやきもあった。(KH)