金融、住宅、食品、教育などほぼ全業界に関連あり
おそらく、このあたりで文系学生の半分以上が「いや、メーカー志望でも環境関連の企業を目指すわけでもないし」と他人事で脱落しかかっていることでしょう(それとももう脱落?)。
いや、それが他人事ではないからお勧めしているのです。
たとえば、金融業界。三井住友フィナンシャルグループ、日本郵政グループ、日本政策投資銀行などが出展。それにニッポン・エコビジネスというテーマゾーンがあり、日本各地の中小企業も参加しています。地域経済を考えるきっかけにもなるでしょう。
住宅・建設業界はダイワハウス工業、戸田建設、東急ホームズなどが出展。こちらも「スマート&美防災」というテーマゾーンが設けられ、住宅・インテリアメーカーが出展しています。
食品は味の素、キッコーマン、山崎製パンなど。流通はセブン&アイホールディングス、イオングループなど。航空業界は成田国際空港、東京国際空港ターミナルなど。それぞれ出展しています。
考えてみれば、いまどき、どの業界・企業でも環境というものを軽視することはできません。どんな取り組みをしているのかを知るだけでも企業・業界研究はかなり変わってくるに違いありません。