年末調整の季節がやってきた。これから書類にとりかかるという人、すでに済ませた人といるだろうが、「めんどくさい・・・」と感じた人も多いのでは。
そんな「面倒くささ」以外にも、一部のビジネスパーソンを悩ませていることがあるらしい。「総務に個人情報がダダ漏れになるのがイヤ!」という意見があるのだ。
自分の家の状況を総務に知られたくない
Q&Aサイト「発言小町」に、こんな質問が投稿された(2014年11月18日)。
「会社員は年末調整の時期だと思いますが、それによって、自分の家の状況(家族の収入や就労の状況、入っている保険、住宅ローン、離婚・・・)まで全部丸わかりになってしまうと思うのですが・・・。個人情報保護が厳しくなっているのに、総務に全部知られてしまうことに抵抗がある人もいるのではないかと思うのですが、みなさんどうですか?」
回答欄では、
「嫌なら自営で自己申告しか手はないでしょうね」
「会社側だって、年末調整のために、人が働くんですから負担なのにやってくれてるわけですよ。それを感謝しないばかりか、文句言うなんて」
「情報開示したくないなら、全部控除しなければいいんですよ。個人的に確定申告したって税務署に情報を預けるでしょ」
など「自分は気にしない」という人の意見が多く、また総務の立場から「年末調整をやってる側としましては(中略)他人の家族構成とかローン残高とか興味無いです」「いちいちそんな気に留めている暇はありません。年末は慌しいのです」と書き込まれている。