仕事の場では、時に、「あの人は美人だから営業成績がいい」とか、「◯◯さんは、ぶりっ子で上司に気に入られている」などの陰口を耳にすることがあります。要は、「仕事で『女』を使うのはズルい!」というわけです。一方、「『男』を使う」人たちも、それなりにいるようです。
30代なのに、社内メールで絵文字連発
ある、20代後半の女友達いわく、職場で「女を使う」同僚B子が、気になって仕方がないとのこと。B子は、30代前半。なのに、社内メールで「(≧∇≦)」や「(*^∀^*)」といった、「20代前半の女の子が使うような絵文字」を使い、服装はミニスカート。若い後輩に合わせようとしているのか、話し方もキャピキャピしています。友人からすると、「アンタ、もうアラサー過ぎでしょうが」と、突っ込みたくなるとか。
ですが、男性社員たちは「まぁ、いいんじゃない。B子らしくて」と寛容です。それがまた鼻につく。実際、B子は少々のミスも、大目に見てもらっているそうです。友人いわく、「自分がちょっと可愛いからって、アラサー女子が『女を売りにする』のは、ちょっとイタい」。
まあ、他の社員が許されないミスを、B子が大目に見てもらっているのは、確かに「女らしさ」で得をしているということでしょう。そこまであからさまではなくとも、仕事で「女だから得をしている」人は、一定数います。まだまだ男性社会だからこそ、女性が「仕事で女を使う」例は、少なくないのです。では、仕事で「男を使う」人は、いないのでしょうか。