「当たり前」が大きなビジネスに! プノンペンのイオンモールから考える

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新しく何かをしようとする人に優しい街に

   もちろん、こだわっていいものを探したいときや、できる限り安く購入したいときは、街中を探し回ることになります。しかし「イオンに行けば、なんとかなる」「まずはイオンで価格感を調べよう」という安心ができたのは、本当に大きいのです。

   某コンビニのキャッチコピーが「あるといいな、がある」でしたが、イオンモールは、まさにそんな感覚なのです。

   日本の都市部に住んでいる人には全く分からない感覚だとは思うのですが、日本では当たり前になっている事が非常に大きな価値になるということは多々あります。

   そして、新興国でビジネスを行う事面白さは、こういうところにあるのです。

   日本では当然な「あるといいな、がある」をきっちり提供するだけで、絶大な価値を創造できる。これは、イオンモールの様な巨大な総合ショッピングモールだけではありません。

   あそこにいけば、人材に関してはどうにかなる。あそこにいけば、工事に関しては何とかしてくれる。など、分野を絞って安定した価値を提供するだけで商売になるのです。

   こうやって、いろんな街が、はじめて来た人や、新しく何かをしようとする人に優しい街になっていくとステキだなと思うのです。

   そして、我々があって当たり前と思っているものが平気でないのが途上国。それを、現地の人が手に入れられる価格で提供することができれば、大きなビジネスになります。なにがあって、何がないのかを考えるだけでワクワクしてくるので、なにかやりたい!って思う人は、是非途上国へ!(森山たつを)


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森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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