ビジネス総合誌「PRESIDENT(プレジデント)」オンライン版で、2014年11月6日に配信された「課長、部長になったらいくらのスーツを着るべきか」というコラムが話題になっている。
J-CASTニュースでも取り上げた(11月13日)ところ様々な反応が寄せられた。コラムへの賛同や反発について、「私は●円のスーツを着ている!」という形で主張する人も多かったので、紹介したい。
「洗えるスーツで現れる相手とは真剣なビジネスをしたいとは思われない」
コラムの主張は、パーソナルスタイリストの政近準子さんのもので、もともとは雑誌版(2014年1月13日号)に掲載された。
「上質なわけがない洗えるスーツで現れる相手とは真剣なビジネスをしたいとは思われない」
「4万円は『それなりによいもの』がある最低ラインで、スーツの質が明らかに変わる目安は『13万円』」
「新人は4万円、係長クラスまでは4~10万円、中間管理職・部長は10~25万円、経営者・役員クラスなら25万円以上がスーツの価格の目安」
などと指摘している。
「高価なスーツを買っても続かない」「着心地で高価なものを選ぶ」などの声
このコラムや、コラム内容を伝えたJ-CASTニュース記事に対しては、「私は●円のスーツを着ています」という、リアルなビジネスパーソンの声が多数寄せられている。
ツイッターを見てみると、
「自分の8割は1万しないのだったり」
「2着¥9800のイオンスーツですが何か?」
「自分はこれに賛同できる。4万以下のスーツは買わない主義だし」
「松坂屋でオーダーしてますが何か問題でも」
と、安いものしか着ないという人から、惜しみなくスーツにお金をかけているという人まで様々だ。
J-CAST記事のコメント欄では、
「私は去年ぐらいに、社会人十数年目にして、初めて10万円のスーツを買いました(ツーパンツ)。でも、やはり後が続かず、数万円台に戻りました。新人の頃は2万円弱くらいだったと思います。親父のお下がりも着てました」
「着心地が良いので、新卒の時から、スーツは少なくても5万円以上するものにして、その分、ある程度長く着るようにしてる。でもそれで出来る人間になるわけでもないし、人間結局は中身の問題、と経験者が語っておく」
「スーツの価格を階級で分けること自体が理解できない。私は新入社員の頃にも10万のスーツを着ていました。4万円代の品はそれなりの仕立てと生地なのでかえって保ちが悪く着心地も悪いから疲れる」
と、スーツの価格帯についての持論を語っている人もいる。
安いスーツにも高いスーツにも、人によって様々な選ぶ理由があるようだ。あなたはいくらぐらいのスーツを着ていますか?(MM)