世界一「お節介な国」、シンガポール婚活事情

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   日本では晩婚化が進んでおり、それが少子化の原因のひとつと言われております。

   そこで、官民共に婚活に関するあれこれを作って適齢期の男女の出会いを支援していますが、それは日本に限ったものではありません。

「独立記念日には子作りをしよう」とCMが・・・

これがシンガポールSDNのサイト。Dr Loveが相談に乗ってくれます
これがシンガポールSDNのサイト。Dr Loveが相談に乗ってくれます

   晩婚化、少子化は、先進国共通で起こっており、それを解消しようとしている国も多いです。それはアジアでも起こっていることで、国民一人あたりのGDPがアジア一、生活費も東京より高い、でおなじみシンガポールなんかでも大きな課題となっています。

   何か課題があると、国が全力で対応するシンガポール。そんな、お節介・・・ではなくて、面倒見のいい国は、婚活に関しても国民にあれやこれやの支援を行っています。

   シンガポールには、政府が運営する婚活支援サービス(SDN)があります。

   そこには、SDNが民間企業に委託して行っている婚活パーティーの案内が載っているのですが、ただWebサイトに載せるだけではなく、資金提供までしているそうです。

   政府が、出会い系サイトなど婚活サービスを行う事業者に上限5万シンガポールドル(450万円)まで資金援助をするって、日本ではあまり聞かないですよね...。

   これ以外にも、「はじめてのデートでは男性がおごろう」とかのデートマナーの案内などが載ってたりもしますし、「独立記念日には子作りをしよう」なんて下世話なCMが流れてたりもするそうです。

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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