スクールの見分け方、プロはこう見る
大学生や一般人からすれば見分けがつかないエアラインスクールの選び方はどうすればいいでしょうか。就職活動支援の「ストラッセ東京」を主宰する古澤有可さんに聞いてみました。
「うちだと、英語力が低い学生なら英会話学校に通うように勧めます。もし、大学4年生で就職できなかったら一度、他の業界に就職してから社会人転職採用を狙うようアドバイスします。無理に受講させる、ということはしませんね。選び方ですか・・・。講師の力量を学生が推し量るのは無理があります。元CAだから良いというわけでもないですし。複数の講師に会わせてくれるかどうかが重要ですね。それと受講料は高ければいいわけではありません。と言ってタダなら、というわけでも。うちはスタンダードコースが30時間で9.5万円(税別)です。講師の収入や教育投資などを考えればあまり安いのも無理がありますし」
エアラインスクールに行くかどうかはともかく、ある程度の自己投資をしないと倍率が高いエアライン就活は厳しい、と言って、お金をかければ受かるというものでもないようです。(石渡嶺司)