マンガで社員研修 「思わず仕事に熱くなる」若者続出!?

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   日本のマンガやアニメが、海外でも人気を博していることは、よく知られる。最近では、国内企業が海外で、日本の「スラムダンク」を使った「研修」を実施するケースもあるようだ。マンガやアニメは、どこまで「使える」のか?

勤務中でも「スラムダンク」読んでOK

熱くなるぜ!
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   文具のコクヨ(本社・大阪)が、 中国の現地法人で「スラムダンク」を利用した研修を行っていると報じたのは、東洋経済オンラインのコラム、「コクヨ、中国で『スラムダンク経営』に挑む アニメを活用してチームワークを醸成」(2014年10月27日)だ。

   「SLAM DUNK(スラムダンク)」(井上雄彦、1990~1996年)は、国内の累計発行部数1億部超を誇る、不動の人気漫画。不良少年の桜木花道が、ひょんなことから高校のバスケットボール部に入部し、徐々にバスケットにのめり込んでいく......というストーリーだ。中国など海外にもファンが多い。

   記事によると、コクヨの中国現地法人には、各事業所に「スラムダンク図書館」が設置されている。勤務中でも、このマンガなら読んでもOKだ。現地法人の井上雅晴氏は、「個性的なメンバーたちが、試練を経て成長し、チームとして機能していく様子は、我が社が目指す成長そのもの」と評価する。

   同社では、スラムダンクの場面を題材にした研修も実施。「誰のどのような行動が試合の流れを変えたか?」「なぜ、急にパスがつながるようになったのか?」などのテーマで話し合うことで、チーム作りに重要な要素を学べるという。

   ツイッターでは、記事を受けて、「マンガをベースに『つながり』を深めていく例。うまく取り入れれば、言葉だけでなく思いが通じやすいのでしょうね」と共感を示す声が聞かれた。また、「桜木花道になれる素質があったとしても、(ライバルの)流川がいるかいないかで大きな差が出そうだ......」という人もいる。「オレは安西先生を目指したい」とつぶやく人もいた。「諦めたらそこで試合終了だよ」の名言を産んだ監督である。

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