「世界最短」睡眠時間の日本人 「6時間弱」は「悲惨」か「恵まれている」か

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   日本人の労働時間は、世界的に見てもトップクラスで長いと言われ続けている。その分、他国と比較して生活は不規則に、睡眠時間も短くなりがちの人が多いようだ。

   こうしたイメージを裏付けるように、世界45都市の平均睡眠時間を比べたところ、東京が「世界で1番短い」(約5時間45分)という結果も出ている。「理想の睡眠時間」をめぐっては諸説あるなか、この「5時間45分」は、「短い」のか、それとも「意外と長い」のか。

「5時間なんて寝てるほう」との声も

睡眠時間、足りてますか?
睡眠時間、足りてますか?

   睡眠や運動、食事パターンなどのライフログを蓄積・分析するリストバンド型端末「UP」「UP24」を販売している米ジョウボーンは、世界45都市のユーザー数十万人のデータから分析した生活パターンを公表した(2014年8月15日)。

   それによると、居住者の1日の平均睡眠時間が最も長かったのはオーストラリアのメルボルンで6時間58分、最も短かったのは東京で5時間44分と、1時間以上の開きがあることがわかった。

   この結果に対してネットでは、「唖然とした」「いやこれ社畜東京人の結果でしょ・・・」と驚いている人もいるようだが、「5時間44分って寝てるじゃん」「あー5時間も寝られるのはいいなぁ・・・」と、平均よりかなり短い睡眠時間になってしまっていることが読み取れるような書き込みも少なくない。

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