「ちゃんとしつけをしていれば大丈夫」の声も
この結果に対し、ツイッターでは「親が5時までフルタイムで普通に働いてたら週5日普通に留守番だろw」と「当たり前だ」とする意見もあるが、「今はぶっそうだからな~」「犯罪への加担ニュース記事やな」など不安視する声も上がっている。
一番心配しているのはもちろん、実際に子どもに留守番をさせている親だ。これまで多くのQ&Aサイトに、「小学生を一人で留守番させられますか?何年生から?」(Yahoo!知恵袋)、「小学校2年生の女の子を一人で留守番」(教えて!goo)、「小学3年生のお留守番は普通ですか?」(読売サイト発言小町)と、留守番に対する不安が読み取れる質問や相談が投稿されている。
ただ回答には「小さい子の留守番なんてありえない!」というようなものは見当たらず、「1年生の子も短時間なら留守番させてます」「ちゃんとしつけをしていれば大丈夫」「いつまでも親子がベッタリしているわけには行かないし」など、特に2人以上の育児を経験した人からはあまり心配しすぎていない声が多く見受けられた。また、「電話やインターホンには出ないなど約束を決める」「ガスの元栓は閉めておく」など、対策をアドバイスする人もいた。
セコムが運営するサイト「子どもの安全ブログ」では、留守番をさせる時は「だれが来てもドアを開けない」「あらかじめ決めた電話以外には出ない」「火は使わない」「なにかあったらお母さん(お父さん)に電話する」「困ったときは○○さんの家に行く」というルールを子どもに提示し、さらに家中の戸締まりをする、ライターやマッチを子どもの手の届かないところにしまう、バスタブの水を抜くなど、危なそうな箇所は出かける前にキッチリ対策するようアドバイスしている。(MM)