内定学生さまに「300万円の車」プレゼント 「お好きな牛をどうぞ」の会社も

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   まずは言葉遊びから。

「地方 学生 東京で 就活 30万円」

   この5つのキーワードに言葉を補って文章を完成させてください。

   おそらく、地方の就活生に振れば次のような文章がすぐできるはず。

「地方の学生が東京で就活すると30万円かかった」

   交通費だの、ホテル代だの数か月間動き回っていれば確かにそれぐらいかかってしまいます。

就活したら30万円儲かった?

内定プレゼントは・・・ウシ?牛??
内定プレゼントは・・・ウシ?牛??

   では30年前の1980年代ではどうでしょうか?

「地方の学生が東京で就活すると30万円浮いた」

   費用がかかるどころか、逆に学生が30万円儲かる?就活で?今の就活学生には理解不能でしょう。

   というわけで今回のテーマは「バブル時代の就活・採用」。先にお断りしておきますが、就活学生はかなりムカムカすること請け合いですのでご注意を。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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