この習慣、止めれば労働時間が半分に!? 「効果的な5項目」を紹介

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生み出した時間は、楽しいことに使おう

(4)雑用

   雑用を止めるというのはどういうことか。私は簡単な調査や、テキスト整形、問い合わせなどのいわゆる細かい仕事を、オンラインアシスタントサービスにアウトソースしている。私がつかっているkaorisan.comでは、8980円で月に15個までの用事に対応してくれる。

   これで節約できる時間は単純にいって8時間以上はあり、これだけで一日の休みを作ることができる。費用対効果は抜群である。(参照コラムは、5月29日配信)。


(5)あれこれ考えること

   どちらにした方がいいのか悩ましい意思決定があるとする。

   30分、40分かけてあれこれ悩んでも結局結論がでず、さらに1、2時間必要になる。せいぜいそういう意思決定は、どちらを選んでも結果は一緒になることが多い。もしくはどちらを選んでも、結局は運の要素がつよくて、自分ではどうにもならないようなことがある。そういうところで完璧な議論や調査をしてもしかたない。

   悩んでも仕方ないことは、5分くらいで意思決定してさっさと進める。


   まだまだ細かいものはいろいろあるが、いずれこのコラムで取り上げたいと思う。

   時間を効率よく使い生み出した時間は、楽しいことに使おう。私はアートをみて回ったり、旅行の時間や、読書に当てたりしている。(大石哲之)

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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