情報収集の時間を劇的に有益にする方法

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とくに数値や発言などに注目を

   ならば、スマホはみないで、移動中は景色を眺めたり、読書したりしたらいいのでは?とも思いますが、もはやスマホをいじっていないと落ち着かない状態の人が増えているのが実情。ならば有益な時間にするべきでしょう。大事なことは、これから行う仕事の状況を想定して情報を選ぶ=ピックすること。最近はNewsPicksのように自分の志向に合わせてニュース記事を絞り込んで入手できるサービスが増えています。こうしたサービスを活用しつつ


説得:相手の納得度を高める場面
「だから、やりましょう」と裏付けにつかう
共感:お互いの信頼を高める場面
アイスブレイクの話題提供につかう


などをイメージすると必要な情報がみえてくるはずです。例えば、これから商談で重要なプレゼンがあるとか、会議に参加して発言の機会があるとか、あるいは上司に業務報告する機会があるとシーンを想定すると役立ちそうな情報があぶりだせるのではないでしょうか?とくに数値や発言などに注目しましょう。米連邦準備制度理事会(FRB)のよる

「当局者は世界の景気鈍化で利上げを先送りする公算がある」

との発言。あるいは住宅着戸数や求人倍率など影響力のある情報は見逃さず、説得・共感に活用してください。情報は活かさなければ、ドンドン陳腐化していくだけです。こうして、溢れるような情報から何を活かすのか?つかうべきシーンを想定して、逆算的に選び、活用する。この発想をもつと、情報収集の時間が劇的に有益になることでしょう。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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