前回のパート3「『最高の自分』に近づくための目標設定」に続き、ビジネス電子本『組織の中の自分をコーチする』(ジェイ・キャスト)のパート4「『やる気』が持続する重要法則」の冒頭部分を紹介する。
「仕事に意義を感じること」は大切
(第1節)やりがいの3要素
1:能力があると感じられること
2:仕事をコントロールしていると思えること
3:仕事に意義があると感じられること
(第2節)自分には能力がある
自分には能力があるという感覚は、モチベーションを非常に高めてくれます。どれだけやっても自分はダメだとしか思えない仕事、また簡単すぎる仕事も、やりがいを感じることができません。自分が「有能な人材だ」と感じられたとき、やりがいを見出せるのです。
(第3節)自分が仕事をコントロールする
仕事を自分がコントロールしている感覚も、非常に重要です。人に命令されて行う仕事は、自分がコントロールして仕事を進めることはできません。自分で創意工夫して進める仕事はとても楽しいものです。いわれたことだけをやって楽をするのに勝る喜びがあります。
(第4節)この仕事には意義がある
「仕事に意義を感じること」は大切です。どんなに自分が有能だと感じられて、自分がコントロールして進めてきた仕事であっても、「これをやって何の役に立つの?」と聞かれたとき、答えることができなければ「やりがい」を感じることは難しくなります。
(第5節以下、パート4の続きは電子書籍で。次回はパート5)
<J-CAST BOOK電子ビジネス本『組織の中の自分をコーチする』2013年Kindle版から>