「取引先の営業時間に合わせる必要があり、現実的ではない」の声も
ツイッターでは、「朝型勤務、絶賛支援。みんなで早く帰ろう!」とか、「早朝始業はマジでオススメ。俺も自宅で5時から仕事してるけど、仕事の効率が上がり、夜のダラダラがなくなった」など、朝から仕事をするメリットを挙げる人もちらほら。だが、大半は、政府主導で「朝型」を推奨することに懐疑的な意見だ。
「朝早くなっても帰りの時間は変わらず、長時間労働化がオチでは?」と、朝型勤務が必ずしも「効率的な働き方」に結びつかないという人もいる。職種によっては、「客先の都合で、結局、夜間まで仕事する羽目になる」とか、「うちは取引先の営業時間もあるからな」と、朝型勤務にあまり期待していない人も目立つ。
また、「朝7時半に出社するとしたら、何時に保育園に預ければいいの?」と、早朝から対応できる託児所が少ないことを指摘する向きもある。もともと朝型だった人からは、「私は誰もいない早朝に仕事を片付けて、とっとと帰る派。みんな早く出てきたら状況変わるかも」との声もあった。それぞれのライフスタイルに基づき、意見が分かれる「朝型勤務」。政府主導で多くの会社が一気に導入すれば、少しは変わる......かもしれない。(KH)