ビジネスを破壊する「そのフレーズ」 みんなムカついてますよ

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「『D』言葉」で出世が遠のく?

   ビジネスでは、話し方ひとつで「出世」に影響することもあるようだ。総合情報サイト、All Aboutに掲載された、藤田尚弓氏によるコラム、「知らないうちに使っている!出世が遠ざかる『D』言葉」(2014年8月17日更新)によると、仕事ぶりは普通でも、アピール力があったり、普段の言動で仕事ができるように見えたりする人は、評価が高くなる。その逆もしかりで、普通に仕事をしているのに、話し方ひとつで評価が下がる場合もあるのだ。

   藤田氏が、「どんな職場でも避けたい言葉」として挙げるのが、「『D』言葉」。頭文字が「だぢづでど」で始まるネガティブな言葉のことで、「だって」「だったら」「だけど」「でも」「ですから」「どうせ」などを指す。いずれも、後ろ向きで、相手を否定するニュアンスがある。これらの言葉を、一度も使ったことがない人はいないだろう。ただ、ビジネスシーンで、「だって」「でも」「どうせ」を連発すれば、仕事ぶりまで後ろ向きだと思われてしまいそうだ。ネットでは、「『でも』っていう、すぐ言い訳しようとする話し方が凄く嫌い」との書き込みも見られた。言葉遣いから、「言い訳がましさ」やズルさが伝わってしまうようだ。

   何気なく使っている口癖が、周囲に与える影響は、思った以上に大きい。冒頭の、「ムカつく話し始めのフレーズ」に対しては、「こういうフレーズって、友達同士だとあまりイラつかない気がする。会社での人間関係だとイラつくのかなあ」との意見もあった。ビジネスでの言葉遣いは、特に「親しき仲にも礼儀あり」なのだ。(KH)

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