「AO入試」「指定校入試」「一般(公募)推薦入試」「自己推薦入試(一芸入試など含む)」
「一般入試(前期日程)」「一般入試(後期日程)」「センター試験利用入試」......
え~っと、他に大学入試として何があったっけ......こんなものかなぁ~...あっ、そうだ。附属高校なんてのがあると「エスカレータで自動的に入学」じゃなくて「特別附属推薦」なんてのもあったりするな。
では、これらの入試方法とその特徴を述べてください?という問題に100点を取ることができる「あ・な・た」、大学の入試課の新規採用の際にはぜひ応募を!!
ラグビーの「一芸入試」で国立大医学部へ
「資質と一定の学力があり、モチベーションの高い高校生をわが校に」という目的のもとに多様化した入試方法なのだろう。まあ、学力保障は?など様々な御意見もあると思うが、運用方法によってはきちんと機能する。
アメリカに留学していた時、現地で知り合いになった方は「一芸入試」で某国立大学の医学部に入学されたとのこと。「高校生の頃は花園目指してラクビーばかりやってましたよ」との事であったが、その頃は大学の医局勤務で、高校時代のスポーツ体験を活用して様々なチャレンジを試みられている若手のホープという雰囲気をかもしだされていた。大学も役に立たない奴は医局に残さないだろうし、そもそも留学なんてさせないだろう。
それでも、これだけ方法がたくさんあると、ややこしい話になることもある。
再チャレンジどころか、数えきれなくなるぐらいチャレンジできる
さあこれから入試本番...というにはちょっと早い初夏の出来事であるが、オープンキャンパスに来られたお父様に学部・学科の説明を行ったところ、たいそうお気に召された様子。
「なるほど、わかりました。ぜひ、娘を先生の学科に入れたいのですが、どんな方法がありますでしょうか?」
「えっ...え~っとですね。まず、AO入試にチャレンジしてですね...」
「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。指定校推薦というのがありまして...」
「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般推薦というのがありまして...」
「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。センター試験を受験されて...」
「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般試験を受験されて...」
「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般試験は複数回チャレンジできて...」
「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般試験には後期日程がありまして...」
「で、だめだったら...」
...すみませんコピペも辛くなってきたのでここら辺んでやめても宜しいでしょうか?再チャレンジどころか、数えきれなくなるぐらいチャレンジできる...まあ、「多様化」は結構なことなのだろう。(プロフェッサーXYZ)