「大学のホームルーム」は過保護か 「ちゃんと講義に出てますか?」を確認

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一人暮らしに慣れずに大学に来なくなったり...

   過保護と言われれば、そうかもしれないが、一人暮らしに慣れずに大学に来なくなったり、内容が高度すぎてついて来られなくなったりする場合があるので、早急に対応する必要がある。これも、今どきの学生にキッチリと大学教育を受けさせるための工夫である。

   ところで、私が大学生の頃は学生の出席状況や成績を気遣うどころか、「本当に教える気あるの?」って先生が一杯だったな。「教科書を読めば書いてあるから、講義になんて出る必要は無い」と断言したり、学生の態度に激怒して講義を放り出して自分の部屋に帰ってしまったりする教授なんて普通だった。まあ、怒らせた時は皆で丁寧に謝りに行ったけど。本気で悪いと思ったかどうかは別として「単位」が必要だったし、大人の事情が理解できる年だったしね。(プロフェッサーXYZ)

プロフェッサーXYZ(えっくすわいじぃー)

国立大学を卒業し大学院修了後、助手として勤務。現在は東日本の私立大学の教授であり、フラスコを持ったリケジョの研究指導をしたり、シュレディンガー方程式に頭を悩ませる男子学生の教育を行ったりしている。受験戦争世代と言われた時代から、バブル世代、ゆとり世代、そして、ゆとりは終わった?という現代まで様々な教育・研究現場を肌で体験している。大学教育のみならず初等~高等教育の現場とかかわりを持ち、日々「良い教育は?」の答えを模索し続けている。ちなみにカクテル好きというわけではない、下戸である。また、「猫」も飼っていない。
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