やる気を削ぐ「職場の常識」 それって社会の「非常識」では?

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若手社員に「違和感」がないか、気軽に尋ねてみる

   「読書の強制」から「自爆営業」まで、大なり小なり「暗黙のルール」がある職場は多い。こうした「職場の当たり前」が、会社にとってマイナスであると警鐘を鳴らす人もいる。アイティメディア(本社・東京)が運営するニュースサイト、「Business Media 誠」に掲載されたコラム、「あなたの職場をむしばんでいるのは、その『ローカルルール』かもしれない 」(2014年8月18日配信)だ。

   コラムによると、時代遅れなルールや、コンプライアンス上問題のある慣習が、「ウチではこういうやり方だから」の一言で、放置されているケースは多いという。

   コラムを執筆したサカタカツミ氏は、職場にどっぷり浸かった中間管理職こそ、この「ローカルルール」を見直してみてほしいと指摘。独自の慣習を「変だな」と気がつきやすいのは、入社して間もない若手社員たちだ。そんな彼らに声をかけ、「うちのローカルルール」に違和感がないか、気軽に尋ねてみることを推奨している。

   若手社員たちも、「職場の当たり前」に適応しすぎることはないのかもしれない。「このルール、どうしてこうなっているのですか?」と積極的に尋ねることで、職場の風通しがよくなるケースもありそうだ。(KH)

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