会社のメール確認「1日10回以上」の人は要注意 忍び寄るストレス、生産性低下…

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「メールの返信は朝一番」ではもったいない?

   「出社したらまずメールを確認、返信する」という人は多いが、このやり方は「脳」の観点から、お勧めできないらしい。NTT東日本のサイトの「朝礼ネタ帳」(2013年12月2日配信)によると、朝は、脳がもっとも活性化している時間帯。発想力も高まるため、新しい企画や、進行中の案件について深く考えるのに向いているそうだ。この時間帯を、メールの処理だけで終わらせるのはもったいない。朝のメール返信は重要なものだけにして、その他のメールは、やや「だらけがち」になる15時以降にまとめて処理するのが良いという。

   メールに追われるのではなく、メールを主体的にコントロールすることで、仕事の能率はアップする。「ライフハッカー日本版」では、どっぷりと仕事に没頭する「フロー状態」を作り出すため、重要な業務の目処がつくまで「メールチェックをしないこと」を説く(2014年8月17日配信)。

   意識的に周りの情報を遮断すれば、集中力はおのずと高まる。それでメールの返信が少しくらい遅れても、多くの場合、あまり問題はないだろう。業種や職種によって事情は異なるとはいえ、「メール返信に追われてしまう」という人は、意識して「仕事に没頭する時間」を作り出してみてはどうか。ストレスが減り、仕事の能率も上がるかもしれない。(KH)

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