「空気を読む」を深読みする 常識と個性の関係とは

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基本ができてないと、単なるぐだぐだに

(1)空気が全く読めない奴
天然で本当に常識やマナーをしらず、傍若無人に振る舞っているひと。
→非常識で、ネガティブな印象を与える。


(2)ひたすら空気を読む奴
絶対に他人と違うことをしないよう、ひたすら周りの顔色を伺って目立たないようにするひと。
→没個性的で、ネガティブな印象をあたえる。


(3)あえて空気を読まない奴
空気は読めているのに、敢えて空気を読まない振る舞いをし、それが一貫したポリシーだと伝わるひと。
→高い尊敬を得る。

   単なる常識はずれと思われないために、人と違ったことをする場合は、敢えてやっていることを示すこと。自信をもってやること。やる意図をハッキリさせること。

   服装だけではなく、ビジネスにしても、はたまた芸術にしても、似たような話ができるとおもう。常識や基本や歴史やルールを熟知していて、あえてそこから崩したり、過去を否定して乗り越えたりするのは良いが、基本ができてないと、単なるぐだぐだになる。

   基本や常識と、個性の関係について、とても腑に落ちた気がする。(大石哲之)

大石哲之(おおいし・てつゆき)
作家、コンサルタント。1975年東京生まれ、慶応大学卒業後、アクセンチュアを経てネットベンチャーの創業後、現職。株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役、日本デジタルマネー協会理事、ほか複数の事業に関わる。作家として「コンサル一年目に学ぶこと」「ノマド化する時代」など、著書多数。ビジネス基礎分野のほか、グローバル化と個人の関係や、デジタルマネーと社会改革などの分野で論説を書いている。ベトナム在住。ブログ「大石哲之のノマド研究所」。ツイッター @tyk97
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