「最近の若いヤツらはダメ」と言っている中高年に問題アリ

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40代、50代をどうしていくかということが重要課題に

   そんなのは甘いし、逆境にも屈せずにやれるくらいに強ければいいだろうと思われるかもしれませんが、そこまで強い人は滅多にいません。

   新人=弱い。だから軍隊のような厳しめの新人研修をやる、といっている会社がありますが単に「弱いから厳しくする」だけで解決はできないでしょう。

   意味がないというわけではありませんが、組織における根本的な問題を解決する必要があると思います。それは、上の世代の社員の意識と行動を変えていくということです。

   某大手の会社では40代、50代の社員のウェイトが全体の30%になり、この世代をどうしていくかということが重要課題となっています。

   40代、50代に何をやっても変わらないだろうという声は多いですが、今後向き合っていかなければならない課題となりつつあります。

   実際に私は今年に入ってからは40代、50代の研修に取り組む機会が増えています。

   若手社員と同時に研修を進めていますが、少しずつ変化が見えてきています。

   この辺については別の機会でお伝えできればと思います。(野崎大輔)

野崎大輔(のざき・だいすけ)

大学卒業後に無職、離職を繰り返し社労士として独立し、企業の労使トラブルの解決に奔走する。2013 年7 月に自律型人材育成専門コンサルティングを行うデストロイ・ジャパン株式会社の創業メンバーに加わり、専務取締役に就任。社員が自発的に行動する組織作りに注力している。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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