女子社員は男子より「夏休みを取りにくい!」 気になるのは「上司より同僚の目」

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「夏休みの取り方3箇条」で大成功かと思ったら…

   そんな女性たちが、周りを気にせず夏休みを取るにはどうしたらよいのでしょうか。私も会社員をしていた頃、夏期休暇の取得にはかなり気を遣いました。入社1年目の夏は、「新入社員はいつ、どのように休むべきか」と、悶々とした記憶があります。迷った末、先輩女子に「一体どうしたらいいですか?」と尋ねてみたところ、「若手社員の夏休みの取り方」のポイントは次の3つだそうです。

(1)夏期休暇の申請はさっさとすべし(「若手が先に申請するのは気が引ける」とぐずぐずしていると、単に「予定を決められないルーズな人」だと思われてしまう)。
(2)「若手なので休暇は1日しか頂きません!」などと言うと、周囲が逆に気を遣うので、しっかり休むべし。
(3)ただし、お盆の時期は家族のいる先輩社員に譲るべし。

   「なるほど!」と思い、お盆の時期を外して1週間の夏期休暇を申請したところ、部署の中で1、2位を争う長い休みになってしまいました。新人なのに……何だか浮いているような気がして、「やっぱり夏休みって難しい」と痛感したのでした。(北条かや)

北条かや(ほうじょう・かや)

1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。著書に『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』。ウェブ媒体等にコラム、ニュース記事を多数、執筆。TOKYO MX「モーニングCROSS」、NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」(2015年1月放送)などへ出演。
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