(第3節)圧倒的勝利を我が手に
Uターン中にはこちらからは砲撃できず、相手から撃たれるばかりになり、最も危険な状態 になる。しかし、並走すれば撃ち合いに持ち込め、射撃の腕を磨いた日本海軍に勝利の可能性は高くなる。結果は、兵力の少ない日本の圧倒的勝利だった。秋山が西洋流の理論を捨て切れなかったら、予想通り日本の敗戦で終わっていただろう。
(第4節)信長、家康が恐れた男
戦国時代、日本統一に手をかけた織田信長が最も恐れた男。また、のちに幕府を開いた徳川家康の軍が戦ったときには簡単に蹴散らされ、家康も命からがら逃げた相手。その最強の軍団を率いていたのは、武田信玄である。家康は信玄の死後、武田家が滅亡すると彼の家臣を大量に抱え、信玄を自らの師として仰いだという。
(第5節以下、続きは電子書籍で。次回は、別の本を紹介します)
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