上司が織田信長でもコレでOK!? 出世できる「報連相」のコツ

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重要な報告の際の「禁句」とは?


□たまにはアピールしてみる

   まじめにコツコツと仕事をする、これは素晴らしいことです。このように、本当は、素晴らしい仕事をしている人が案外認められずにいます。反対に、要領のよい、大したこともしていないのに、いかにも2倍3倍やっているかのように言う社員がいます。見分けができている上司もいれば、できていない上司もいます。あなたが、自分から勇気を出して、こんなことができました、これは喜んでもらいました、と報告してください。まともな上司は、公平にしたいと思っていますから、それだけであなたへの見方が大きく変わります。

□「メールで送っています」は禁句

   普通のときはメールでよいですが、重要なことはメールだけでなく、口頭を選んでください。上司は、重要なことは自分の立場に関わるだけに、それをメールでやりとりする社員にイライラするのです。上司のイライラは、高じると強い叱責になりかねません。わざわざ上司の神経を逆なでする必要はないのです。

□「これから」を相談する

   過去の報告は分かっていただきました。次は、仕事のこれからです。上司に、これからの仕事について相談してください。何を相談するか。「お客様のニーズが変わってきたように感じます、あのお客様には、こういうことをすると有効と思いますが」など将来への相談が、自分が前向きであることの証明です。

□毎日の仕事の棚卸と一緒に

   これはやったけど、これはまだやっていない。こうして未決事項を毎日棚卸して、明日のTO DO LISTを作ってください。ぜひ、お奨めです。これに報連相を入れてください。上司は、タイミングを求めます。遅れないように、忘れないように、ズレないように、LISTに入れて実行してください。

   以上だけでも明日から徹底して報連相すれば、あなたの評価は格段にアップすることでしょう。

月刊『人事マネジメント』編集部/2014年2月号~7月号連載「社員の『報連相力』をどのように育むか」㈱末永イノベーション経営・末永春秀著 より再編)

上場・中堅企業の人事・総務部門に多くのコア読者を持つ月刊ビジネス誌。専門性の高い著者・ベテラン記者らによる鋭利なコンテンツラインナップが評判。1991年創刊以来、これまでの取材先企業は1,000社を超える。本連載では月刊『人事マネジメント』掲載記事をJ-CAST会社ウォッチ企画として抄録し公開している。
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