サッカー日本代表、本田圭佑選手が、ワールドカップを振り返り、自分たちが成長するために必要な事として、「チャレンジして失敗する」(2014年7月24日、自身のオフィシャルサイト)ということを挙げています。
「チャレンジして失敗する」
これを繰り返すことで、人は大きく成長していきます。
海外に出ろという私の意見の意図は、日本よりも海外の方がチャレンジしやすい環境が整っているからです。
「失敗を恐れて行動しないのが最悪」
このチャレンジすることの大切さと、日本よりも海外の方がチャレンジしやすい環境があるというのは、私が以前から言っていたことで、海外就職についての情報提供をしたり、サムライカレープロジェクトという研修プログラムを作ったりした理由でもあります。
特にサムライカレープロジェクトでは、「失敗」に重きを置いています。
給料をもらって仕事をするという立場になると、失敗をすると自身の評価が下がる場合が多いです。しかし、研修プログラムであるサムライカレープロジェクトでは常々、「失敗してもこちらがリカバーするからOK。失敗を恐れて行動しないのが最悪」と言っています。
「必ず成功しなくてはならない」という制約を課してしまうと、新しい事をするのに躊躇していまい、行動、つまり歩く量の絶対量が不足してしまい、棒に当たる確率が減ってしまいます。だから、まず、大前提として「失敗してもいい」という考えで行動してほしいのです。
しかし、ただ失敗していても成長する確率は低い。また、ダメージも受けてしまいます。そこで、大切なことが
(1)できるだけ失敗しないように全力で取り組む
(2)失敗してもリカバーできるようにセーフティーネットを作っておく
の2点です。