35歳以上では、「4回以上」の割合が最高に
「転職成功した人」の転職回数別の割合を年齢別で見ると、34歳以下では「初めて」が最も高い結果が続いている。
一方、2013年度の35歳以上では、「4回以上」が最高になった。12年度までの最高は「2回目」だった。記事では、転職回数が多かったとしてもこれまでに在籍してきた会社での実績があればむしろ「変化に柔軟で、環境が変わっても成果を出せる」との評価につながり、「事業課題を解決できる強みを持つ人を採用したい」との機運の高まりが背景にあるとしている。
調査は、2007年4月から2014年3月までの7年間にわたって集めたデータを集計した(有効回答数は約6万5000)。
この記事に寄せられたツイートには「転職成功の定義がわからん」というものもあった。確かに、転職に何を求めるか、何を「成功」と考えるかは人それぞれで主観的なものだ。とはいえ、「転職に成功した」と答えた人の中で占める転職回数ごとの割合に変化が出始め、記事にあるように「『転職回数が多いと不利』と一概には言えなくなって」いるのであれば、選択肢は今後も増えてキャリアはますます多様化する傾向にあるのかもしれない。(RH)