前回のパート5「相手のしぐさで心の裏を読む」に続き、今回はジェイ・キャストのビジネス電子本『心を読んでビジネスに勝つ』のパート6「好印象で相手の心を掴む」の冒頭部分を紹介する。
(第1節)自分の第一印象は?
ほとんどの人は、自分の魅力が平均よりやや上だと思っている。しかし、他人はそう受け取らないかもしれない。人間は、ちょっとした手がかりから、勝手に第一印象を作り上げるからだ。相手が自分をどう見るかということを知っておくことは重要だ。心理戦でも、相手はあなたの印象に応じた戦略をとってくることは間違いない。
(第2節)童顔の女性の印象
童顔の女性は、頭がよく、社交性が高く、健康だと思われやすい。心理学者カニングハムの実験で証明されている。童顔の女性は好かれるだけでなく、ポジティブな印象を持たれやすい。また、心理学者ベリーによると、さらに正直者と思われるという。子どもっぽい顔をした女性は、それだけ幸運な目にあえるのだ。
(第3節)太った人の印象
太った人は、怠け者、おしゃべり好きと思われやすい。太った人は、なんとなく動くのが面倒くさそうな印象を与える。また、心理学者クレッチマーの性格類型によると、太った人は「そううつ気質」に当てはまり、その特徴の1つとして人当たりがよいことが挙げられている。おしゃべり好きはこの辺からきているのだろう。
(第4節)やせた人の印象
心理学者クレッチマーの性格類型によると、やせた人は「分裂気質」に当たる。どちらかといえば内向的で、自分の世界に閉じこもる傾向が強い特徴を持つ。やせて筋肉があまりなく、ひょろっとした感じの人、たとえば芥川龍之介のような人は、神経質という印象を与える。よくいえばナイーブだが、神経が細かいという印象だ。
(第5節以下、パート6の続きは電子書籍で。次回はパート7)
<J-CAST BOOK電子ビジネス本『心を読んでビジネスに勝つ』2013年Kindle版から>