『「好き嫌い」と経営』(編著・楠木建、東洋経済新報社)。編著者は、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。2014年6月、発売。1728円(税込)。東洋経済サイトによると、
「企業の戦略ストーリーの創造には、その経営者の直観やセンスに依存している。その根底にあるのが、その人を内部から突き動かす『好き嫌い』にある。本書では、14人の経営者に『好き嫌い』についてじっくりと対話しながら、その会社の経営や戦略の全体像に迫ったものである」
登場するのは、ライフネット生命保険の出口治明CEOや、日本電産の永守重信社長、サイバーエージェントの藤田晋社長ら。目次には、「原田泳幸『雷と大雨とクライシス』が好き」「新浪剛史 『嫌いなやつに嫌われる』のが好き」などと並んでいる。現在では原田氏は、日本マクドナルドHDからベネッセHD会長兼社長に、また新浪氏は、ローソン(7月末退任)からサントリーHD社長(就任は10月)に転じて注目を集めている。
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