「クラウドソーシング」が招く「格安」の大波 仕事で生き残る「2つの方法」とは

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行動に移すのは、早ければ早いほどいいはず

   私がセールスコンサルタントという仕事をしているときも、パワーポイント作りにはかなりの時間をかけており、これが外注出来れば労働時間は圧倒的に短くなります。自分でやらなくてはならないことと、他の人に外注出来ることを切り分けて、外注出来ることを社内だけでなく社外のリソースも使ってやってしまうというのは、これから一般的になるのではと思うのです。

   となると、大切なことは、自分がやっている仕事が外注できるものか、できないものかを確認することです。このコラムを読んだ人は、ぜひ、クラウドソーシングのサイトを見て、依頼されている事項を自分の仕事と比べてみて、合致するようであれば、対策を考えなくてはなりません。

   クラウドソーシングでコンペと戦って圧勝できる実力をつけるか、使う側になるか。方針を決めて行動に移すのは、早ければ早いほどいいはずです。

   クラウドソーシングは今後、より多くの場面で使われるようになるのはほぼ間違いないでしょう。こんな仕組みはあってはならないと文句を言っても、秋が終わると冬が来るのと同じように、時代は容赦なく移り変わっていきます。

   寒くなることはわかっているので、寒さ対策をしたり、ストーブを売る事業を始めたりすることが大切なのです。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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